会社を辞めたい40代独身女性のわたしがブログを始めた理由

こんにちは。ダフネメリア(@daphnebuyer)です。

嫌なことがあると、いつも思います。

ダフネメリア

「ああ、会社なんてやめてしまいたい。」

ダフネメリア

やめてみたらどうなるんだろう?

ダフネメリア

勢いでやめちゃおうかな。

ダフネメリア

私は次に何をしたいんだろう?

40代の独身女性になると、

がむしゃらに働くことに特に疑問もなかった20代、30代にはなかった、

ある<もやる思い>が出てくるようになりました。



そこで、そんな漠然とした思いを自身に確認する作業をするにあたり、「ブログを始めてみた」。

「会社を辞めたい40代独身女性の私」がブログを始めたのは・・・下記3つの理由

  • まずは自身の経験・知識・キャリアを整理したい
  • 仕事の備忘録の作成
  • 備忘録なら一般の方に役に立ち、メーカーへの恩返し

この記事を読むと、「なぜブログを始めたのか」、その理由がわかります。

ダフネメリア

ブログを始めた理由を見ていきましょう〜

この記事を書いた人(プロフィール)

  1. 名前:ダフネメリア
  2. 職業:現役の通販バイヤー
  3. どのくらい:年間600商品仕入れ
  4. 2002年から20年ほどのベテラン
  5. プライベートでもジュエリー&ファッション雑貨
    セレクトショップを運営中
目次

会社をやめたくなった40代独身女性がブログを始めた理由

ああ、会社を辞めてしまいたい。最初にそう思ったのは、今の会社にかれこれ10年ちょっと。
私は会社を辞めたい30代の独身でした。

そして40代に突入した今になるともっと、
会社を辞めたいと思うことが以前にまして増えてきました。

商談のふりをして リクルートに行ってみたことも。


極めて乱暴な人事異動で パワハラで次々と人がやめてしまうチームがありました。

そのチームに配属になると、必ず鬱になるか、会社に来なくなるというチームに
メンタルが強いからという理由で異動。

会社の人事とは乱暴なもので、
当人の意思とは関係なく、「逆らうことのできない」命令です。
乱暴だなあと思います。

大きく言うと、異動をなん度もすることで、疲弊しました。

まずは、パワハラチームへの異動です。

凄惨なパワハラのストレス

パワハラリーダー、パワハラマネージャー、パワハラ部長、パワハラ本部長という
4重のパワハラを受けている気の毒なチーム。

チームには4人の部下がおり、
チームメイトはどんどん入れ替わり、社外からとってももちろんすぐに居なくなる。

そこで、足りなくなれば 社内から生贄のように誰かが無理やり連れて行かれ、
それなりの言い訳で 会社を辞める者、ある日突然来なくなる者、が続出し、
生贄の順番がわたしに回ってきました。

「メンタル強そうだから」という理由で、配属。
結局そこには、私よりも前にいた先輩が猛烈ないじめの集中攻撃を受けていて
先輩がこなくなったところまでは私は まあまあ普通に仕事をしていました。

しかし、この先輩が連休明けに会社に来なくなると、その矛先は私に。

結局、「やめるっていつでもできるなあ」と思う気持ちで、
私は 耐えてしまったのでした。

でも、あの時期 私は今にして思えば「適応障害」ってやつだった。

さっさと病院に行き、5000円くらい払って診断書をもらって提出する手もあって迷いました。
何がバカらしいって、
会社の内部監査から
「あなたは パワハラを受けている。
上司をパワハラで訴えてくれませんか」と言われたこと。

悪いけど、私はそんな暇じゃない。
そしてそんなエネルギーもない。
そんなこと、私がやることでもないし。

訴えたところで私が不利になるだけだろうな、と 
内部監査からも逃げまわった。

結局、一番辛かった時代に助けてくれた先輩がその時も見かねて助けてくれて
人事部長に直接ネゴをしてくれたことで、私は異動させてもらえました。

度重なる異動のストレス

しかし 本来はバイヤーとして1つの商材を極めたいにもかかわらず
異動が多い。

バイヤーにとっての商材変更はかなりのストレスです。
バイヤーにとって 扱う商材を変えるということは、
オリンピックの選手が 競技種目を変えるようなもの、
東大生が文転するようなもの。(多分)
商材変わっても 買い方とか同じなんでしょ? と思われるかもしれませんが
全然違います。
競技によって 使う筋力も、体力配分も違いますよね?
勉強する科目を変えると 0スタートですよね?
それと同じです。
バイヤーが異動するというストレスは
異動すると、・これまで買い付けてきた商品を忘れ
・それまでの人脈がゼロスタートに信頼しあってきた取引先と別れ 新しい取引先と0から信頼関係を生み出すことになり、
商材も勉強し直し、
そして何よりも
これまでの積み上げが 0にされてしまうという
非常にもったいないなという 虚無感。
<いっそ会社を辞めてしまいたい。
でも、勢いではなく準備してからにしよう。>と。
会社を辞めても 異動して後任バイヤーに 自分が作ってきた売り場を
めちゃくちゃに売れなくされてしまったら、
自分がしてきたことは 見る影もなくなりますし、
異動して扱うカテゴリーが変わると、どんどん忘れていってしまうのです。
知識がもったいない、と自分がかわいそうになりました。

でも、そのあとはまた別の人が私の代わりを埋めて、その人たちは変わるがわる、
会社に来なくなったりまた、いなくなっていたわけです。

変わらないのは、パワハラ上司たちだけがずっとそこにいるってことだけど、
この4人を一掃したらいいじゃないかと 誰もが思うのに、
親会社はそこは目立つからやらない。

そして、そういう人たちのポジションは、
親会社から来た出向の人たちが全て座っている。

この会社で出世したい人はいても、出世ポジションは一つも残ってない。
しかも、出世しても大して給料は変わらないポジションしかない。

だったら、意味あるのかな。
この会社になぜいるんだろうか。
私は会社にいたいのかな。
なんでしがみつくのかな。

そう思いながら、
先輩が助け出してくれるまでの間、
人生の8割くらい費やす仕事の場として必須とはいえ
嫌いな環境、理不尽なことに接して体調と引き換えに得るものはなんだろう。

と思うと、

<何もない>という答え。
なんという絶望感。

私には「それではやめます」と選択できるほどの貯金もなく、
今の会社から出た後に何かできるだけのものもない、裸一貫の状態だったこと。
仕事しかしていないのに、仕事を辞めたら何も残らないな、と思ったこと。

自分が惨めでした。ただの奴隷じゃないか。
何のためにこんなに働いてきたんだろうか。

辞めるためには、
お金があり、やりたいことがあり、
「会社なんて辞めたって、生きていける」
「会社は趣味できているだけ」と言えるだけの
私の生活を守るものがなければだめでした。

辞めたい時に辞められない自分の”何もなさ”に愕然としながら、
いつかまた同じように辞めたくなった時、
気持ちよく辞められる準備をしておこう、と強く思いました。

ある程度、お金を貯めて。
やりたいことを自分の中に見つけてから、

スパッと、辞めたい時にやめらえる自分になっておこう。

私は40代の独身なので、会社員をしながら準備をしていかないと、
いっときの感情でやめてはあとで大変なことになってしまう、と思ったのです。

当時は、それでは何がやりたいのか、ということがわからなかったけど、
いざ「次に我慢しきれなくなったらやめる」ときめ、
そこに向かって準備をしました。

すると、
現在大手に勤めているので、
<元●●株式会社>の人間になってしまう、と。

その会社が嫌で辞めたのに、
やめてからなお、その会社の肩書やその会社の名前を出さねばならないんて嫌すぎる、と。

バイヤーが今の会社を辞めて次の仕事をする際に、
「元●●のバイヤー」と名乗っているのが未練がましく見えた自分がいました。

そこで、私は自分の過去は
勤めた会社の名前ではなく
見つけてきた商品でどんなバイヤーだったのか説明できるようになりたいな、と。

例えば、社内で異動になった時、
日用品のバイヤーがファッションになれば、
当然勉強は0からになり、
自分が日用品でものすごく売り上げを立てていたとしても、
「過去のもの」になる。

しかも、自分が作ってきたよく売れていた売り場は
後任によって売れない売り場にされてしまい、
自分が作っていた売れる売り場は見る影も無くなってしまうもの。

後に残るのは、
「あの人がその売り場のバイヤーをやっていた頃は、この売り場はよく売れていた」という、
昔話というか、伝説だけ。

社内ですらそんな言い伝えのような扱いをされるのに、
それでは社外の人間に自分のキャリアをどう説明するのかというと、
過去の売り場は消えて無くなっているわけですし、
説明しにくい。

そこで、
私は自分の見つけてきたものを少なくとも忘れないでおこう、
どんな商品を買ってきたのかを備忘録として残すことにしました。

私は自分が買ってきたものを見せることでしか、
自分がどんなバイヤーなのかを人に自己紹介できなさそう、と思いました。

元なんとか、という自己紹介ではなく、
こんなものを見つけて売り場を作ってきた人です、という
これからの人生で自己紹介になるものを自分のために作ってみよう、

それが、このサイトを作り出したきっかけでした。


幼馴染の地方移住の報告

今の自分の貯金を考えると、仕事しないわけにはいかない。だから転職は必要。
でも、パワハラなどで疲れ果てていた私は、何か行動を起こす元気はありませんでした。

自分がどうやって生きていきたくて、何がしたい人なのだろうか。
それすらわからなかったのです。
お金があれば十分あれば、会社を辞めるのに準備は不要かもしれません。
エイッとやめて、しばらく休めば良いのかも。

でも、私は独り身で 養う家族もいないとはいえ、
そして今ではパワハラの状況から抜け出せてはいたものの、
いつ何時、また嫌な目に遭うかわかりません。

そしてまた「異動」させられて疲弊し、自分が可哀想になるかもしれません。
その時に、エイッとすぐに辞められるように、
お金を貯めながらも
やめた後に何をするのか、なんとなくでも決めておいた方が良いと思いました。

やめた時はきっと、「くたくた。」 疲弊しているだろうと思う。
新しく何かを初めても それが軌道に乗るまでは 時間はかかるものだろうし、
きっと焦ってしまう。

例えばこの先、会社員でいて嫌なことが起こらなければ。
そうしたら定年まで 会社員を続け、
定年後に好きな仕事に軸足が移せれば理想的でではるけど。

でも、もしまた 理不尽な異動で健康を害することになったら?
その時に自分の人生を守るために、すぐにやめてしまえる自分になっていたかったのです。

救いは、
養っていく家族もいない、大事にするのは自分自身のことだけでいいっていうこと。

であれば、私はどうやって生きていこうか。
何をしてこれから生きていきたいのだろうか。

もやもやと自分が誰なのか、何をしたいのかわからないモヤモヤを抱えていたある日、
同年代の幼馴染との会食で、移住をすることを決めたという話を聞きました。

40代の独身女性の幼なじみが、地方移住を決めている。

私も、何かこれからの生き方を考えるタイミングなんだろうな、と。
一旦自分の中を整理してみるため、私は文章にして整理してみることにしました。

転職の準備を始める=キャリア棚卸し=ブログ作成だった



転職活動にも使えるような、自身のポートフォリオになるものを作りたい。
転職に使うこととは別に、自分が今までに蓄えた知識と商品の備忘録を作っておきたい。

そう思って作ってみて、見えてきたことをまとめます。


自分のやってきたことを形にして残しておき、

会社員のキャリアではなく、

自身の足跡として懐かしく、楽しく、後で見た時に面白いものになっていたらいいなあ。

それが、ブログを始めた理由でした。

ブログを始めた感想


ご自身の強みや、身についた仕事のスキルが 他の方と差別化できるものなのか、の
ご自身の棚卸し。
ブログは、<自分を見つめる作業になるという点でおすすめ>。

会社を辞めてしまう前に、お給料を確保しながら
考えてみるのは、大切なことだと思います。

60で定年を迎え、そこから やりたいことを考え出すのって
遅くありませんか。
そこから0から始めるとすれば、 形になるのは何歳なんだろう?

元々、文章を書くことが好きだったので、備忘録を書くこと自体がとても楽しいのです。
「趣味の活動をしている」感じかも。


今から 少しでも、土日の趣味としてコツコツと進められるような、準備が必要。
楽しい準備であれば 苦にもならないし モチベーションも維持できると思って始めたブログ。
書くことで、当初はもやもやとしていた自分を見つけることができてきました。

突発的に会社を辞めてしまうのではなく
自分が 「会社が嫌」とは別に、「何をしたいのか」を見つめ直してみるには、
面白い取り組みを始めたな、と 我ながら思っています。

会社が嫌、 と 何をしたいのか、 は別のことのはずだからです。

会社をいつでも辞められるような準備をする、とは、
単にお金を稼いでその時に備えるというよりは、
次の仕事人生はどうしたいのかな、といつも考えて生きることとなり、
つまりは
自分を大事にすることでもあるのかもな、と最近思っています。


関連記事:会社にいながらできることを直視

会社を何も考えずに辞めるのも一手ですが、
まだ気持ちに余裕があれば、やってみても良さそうな具体的な活動を考えてみました。

やってみて思ったのが、
これらをやると意外とやめたい気持ちが和らいだり、
腰掛け会社員をしながら、別の収入を得るとか、
次の人生を考えるのに、苦しくはなくなるということでした。

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