フランスの鍋メーカー、クリステル。
私が所有する鍋の中で最も出番が多く、愛用歴は7年目に突入。

そんなクリステル(鍋)のデメリットは唯一、「高いこと」。
買う前に相当悩みますよね。
「高い」というデメリットを乗り越えて買ってみて
お値段に本当に見合ったのか?正直にレビュー。
最初に結論:
クリステルは「高いこと」がデメリット。
しかし・・・
それに見合った働きを確かにする。
これに代わるものはないので、
高いけど買って損はない。
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その理由を・・
まずは正直レビューから。



その理由を解説します!
この記事を書いた人(プロフィール)


- 名前:ダフネメリア
- 職業:現役のバイヤー
- どのくらい:年間600商品仕入れ
- 2002年から20年ほどのベテラン
クリステルのデメリット
早速結論!クリステルの唯一のデメリットは『他の鍋に比べると値段が高いこと』。
にもかかわらず、クリステルはプロの料理人や主婦層がこぞって利用してます。
本記事ではクリステルが市販の鍋に比べ値段が高いにもかかわらず、多くの方に利用されるのかを口コミ等を踏まえて解説していきます。
クリステル(鍋)が高い理由
クリステルのデメリット「お値段が高い」その理由は、
- 素材はステンレスとアルミニウムだから
- フランス製だから
この、「高い」ことを解決するには、同じ構造の「底3層」の鍋を選べば良いので、
マイヤー、WMF、十徳鍋などを買うと良いです。
蓄熱性や火の回りかたなどは同じようなレベル感を体験できます。
ただしそれは・・・機能性、機能美を諦めればです



収納性、機能美を諦めれば。
ステンレスとアルミで作ると何が良いのか?
ステンレスの鍋で、構造はアルミニウムをステンレスで挟んだ底3層。
故に、蓄熱しやすく保温性に優れています。
フランス製品だと何が良いのか?
量産品なのに中国に生産拠点を移さず、生産を食文化の国、フランスで行っています。
工場と生産の工場が近い場所にある方が、生産のクオリティを管理しやすいのです。
クリステルはなぜ選ばれるのか?
同じ蓄熱性を求めてWMFやマイヤーを買えば安く済むことがあるかもしれませんが、
代わりに手に入らないものは、収納性です。
十徳鍋は、すっきりと入れ子収納ができるので、収納性は良いかもですね。
見た目の美しさはクリステルに軍配が上がります。(好みの問題です。)
入れ子にしてしまうという収納性と、洗練された美しさを合わせ持つ鍋は
私の知る限りでは他にありません。
この鍋の何がすごいかって、
鍋自体が薄くて軽いのに保温性が抜群で「ブレゼができる」こと。
ブレゼはストウブやシャスールなどの重い鋳物の鍋でもできます。
しかし、
中身入れたら重くなるから、ブレゼできる鍋なのにお鍋自体は軽いのが良い。
ブレゼとは低温の料理法のこと。
一度強火にして数分で火を消し、放置しておくと中の食材にじわじわと余熱で火が通る。
つまり、クリステルを高くても買った方が良い理由は、
収納性の高さ、合理性が他の鍋にはないから、なのです。
クリステル(鍋)口コミ(使用感レビュー)
クリステルを7年以上愛用者(筆者)のレビュー



<鍋が勝手に料理してくれる凄い鍋>
良いところを分解してみましょう!
クリステル(鍋)の好きなポイント
他の鍋では失敗した失敗談も交えてこの鍋に救われた体験談がありました。
料理初心者の味方
クリステルのこの「勝手に料理してくれる」特徴とは、構造に秘密があります。
熱の伝導性が良いアルミの板を、熱の保温性の高いステンレスで挟んでいます。
鋳物琺瑯のように、金属をたくさん使っているわけではないので、温まりも早い。
この構造だからこそ、軽いけど保温性が高い。
だからこそ、
「一気に鍋自体の温度が高温になり、中身がすぐにこげる」ことがありません。
初心者の私が手際悪く、強火にして料理をしていても
この鍋だとあっという間に火が回ってしまうことがなく、
焦らずに焦がすことがなくなりました。
料理初心者失敗談
クリステルに甘やかされた私が
実家の他の鍋で同じレシピのオニオンスープを作ったら、見事に焦げそうになりました。
同じレシピで同じ方法で作っても失敗しそうになります。
クリステルが料理してくれてるってこのことだったんだ、と
クリステルではない鍋で いつものレシピを作ると痛感します。
今にしても思えば、クリステルが弱い火加減で程よく調理してくれていたのね、と。
料理上手になりたければ「まずは道具から」というけど、
ケチって安い鍋を使って料理教室に行くくらいなら
クリステルを一つ買った方が腕が上がると実感。



道具の威力ってすごい。
小さい家・キッチンにこそおすすめ
2つ以上買う場合特に実感するはずの収納性。
取手が取れて入れ子にしやすく、
重ねても場所を取らない形が<収納性抜群>が生み、最大の強み。


(今のノンスティックフライパンの前のタイプ。)
20センチはグラフィット。全て7年目なのでかなり年季が入っています。愛用中。


直径違いで買えばマトリョーシュカのように入れ子にして収納できます。
そして取手が必要なときには、付けられる。
自宅に収納スペースが限られている
日本人のライフスタイルにはかなりあっていると思う。


年季が入っていて美しい見た目ではないのですが、こんな感じの我が家のコンロ周り収納。
他に大切にしたいザルボウルや食器もたくさん。
好きだからと言って良いお鍋をたくさん持っていても、
しまう場所がありません。
だから収納性の高さにとても助かっています。
コーティングシリーズは禿げる(筆者の体験談)
コーティングのシリーズはサイズ違いで愛用中。
このコーティングは、24センチフライパンの方だけ禿げてきました。
コーティングのはげが気になっても、
クリステル本社ではコーティングの掛け直しサービスは行っていないそう。
自力でコーティングをしてくれる業者を探さないといけません。
*コーティングのシリーズは2種類あります。
(ノンスティックシリーズ、ウルトラルシリーズ)
もちろん、コーティンは剥げても仕方がない、という前提で買われるのであれば、
問題ないと思います。
ハゲても本体(中身)はクリステルですので、保温性などは良い働きをしてくれます。
筆者も普通に、油を引いてずっと愛用中です。
気にならない方にはおすすめ!
蓋がバットになる
収納に合理性を感じますが、さらに蓋も活躍。
取手側をテーブルに置くと
クリステルで調理する際に
バットとして機能し、揚げものや洗った野菜の仮置きなどにも。
あれこれキッチン棚から出さなくても良く、洗い物も増やさず効率よし。
鍋自体が軽いこと
鍋自体は軽いので、中にたっぷり煮込み料理を入れても取り回しが楽。
歳をとった時、重い鍋って本当に疲れます。
そもそも洗うだけで大変。
だから、ストレスがないので地味ですが大事なポイント。
私がシャスールよりも、クリステル派の理由が、この「取り回しのしやすさ」。
鍋自体が重いと、中に物を入れたらさらに重くて大変。
クリステル(鍋)のレシピがある
レシピ本を輸入元のチェリーテラスさんが出版されています。
クリステルでできる簡単な料理のレシピが掲載されているのです。
この鍋の良さが堪能できるような厳選レシピ。
また、メーカーが運営する食に関する情報サイトには
材料からレシピが探せるようになっており、うまく使えば世界がグッと広がると思う。
基本的にはクリステルでつくることを想定したレシピですが、
それ以外のお鍋でも作れますので、クリステルのユーザー以外にもおすすめ。


クリステル愛用者の声
高級日用品クリステル:プレゼントにもおすすめ
主婦は生活用品のコストをいかにカットするか、
いかに 安いものを買うか、節約を一生懸命の方がほとんど。
だからこそ、
自分では高い鍋など買わず安いお鍋を使い捨てのつもりで買う方も多いです。
でも、
料理スキルが上がったように錯覚するほど料理の出来に差もつきますし、
お料理を頑張る家族に、プレゼントしたらテンションも上がるし
実用的。
プレゼントにしたら絶対に喜んでくれると思います!
単体で小さいもの、お手頃価格から買ってみたい方には、
私も現在迷っている小さいサイズ 14センチもおすすめです。
こちらであれば、10000円台。
以上、私が普段愛用しているクリステルのご紹介でした。
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そして・・・



高級鍋はいいけれど、
見た目がメンズライクだからもう少し
『可愛らしい色のものなどが欲しい』という方には
同じフランス製のシャスールはいかがでしょうか。
さらに料理上級者におすすめの鍋です。





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クリステルは鍋ランキング1位でご紹介しております!





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