ファンデーションが服についた場合の落とし方 2選

襟やTシャツの首の周りなど、お化粧をしたまま衣類を着脱した時、
ファンデーションてついてしまいますよね?

「ファンデをつけちゃったんだけど、どうやったら落とせるかしら」と聞かれます。

そこでいつも2通りの落とし方をご案内しています。

結論
⇨スペースショットをファンデがついた部分につけて水ですすぐ。いつも通りの洗濯を。
⇨スマートハイベックを1滴つけてブラシで軽く擦る

この2択でございます。

順番に見ていきましょう。

目次

布マスク・洋服のファンデーション 取り方 ①スペースショットで

これは別記事にてご紹介したお掃除洗剤、「スペースショット」。
これは、「お掃除洗剤」です。



お掃除洗剤で「ファンデ」をなぜ落とせるのか不思議かもしれませんが、
ファンデーションは、油なんです。

スペースショットは、油汚れに強い洗剤。
換気扇のベトベトなどキッチン周りのお掃除に大活躍します。
元はアメリカ海軍の航空母艦の船に離発着する航空機のタイヤ痕の油汚れを落としたりするのに使われていた汚れ落とし。

油汚れには非常に強いのです。

ファンデーションは油汚れですので、
襟袖などや布マスクの油汚れに吹きかけて水ですすげば簡単に脂を分解し、落とすことができます。

綿などの素材であれば、そのまま洗濯機に入れて普通にお洗濯すれば綺麗になっているはずです。
ウレタンマスクや布マスクで 手洗いしたいものであれば、
スペースショットを吹きかけて ブラシで軽く払えばファンデーションが落ちます。

あとは水で軽く濯ぐだけです。
ちなみに、これは裏技のように聴こえるかもしれませんが
裏技でもなくメーカーさんに以前伺ったやり方ですので、
水で選択できる素材(水で色落ちなどしないもの)であれば、このやり方をぜひやってみてください。

布マスク・洋服のファンデーション 取り方 ②スマートハイベック

もう一つは、スマートハイベックという洗濯洗剤。
こちらは、もはやなんでも落とせるシミ取りのような洗濯洗剤です。

スペースショットとの違いは、こちらは「洗濯洗剤である」ということ。

こちらは一般的にドラッグストアで手に入る水溶性の洗濯洗剤に比べて
洗浄力が格段に強い洗濯洗剤であることが、魅力。

水溶性だけでなく、油溶性、不溶性の汚れまで分解してくれます。

ファンデーションは、「油」なので、油溶性のものも落とせる洗剤でないと
落とせませんので、
水溶性の汚れ(お醤油とか、汗とか)などを落とすのに適した洗濯洗剤では落とせません。

そこで活躍するのが、このスマートハイベック。
原液を1滴患部につけて、ブラシで擦ると数回擦っただけで溶けてくれます。

その後、水で洗剤と溶けたファンデを洗い流して終了。

ほんの数分で落とすことができます。

布マスク・洋服のファンデーション 取り方 ③実践編

準備するものは、

・ファンデをつけてしまった布マスク・洋服(水洗いできるもの)
・上記でご紹介した洗剤のどちらか
・柔らかいブラシ(馬の毛の洗濯ブラシなど)


まずは、

1、ファンデがついてしまった部分を水で濡らす

2、ファンデがついている部分を水で濡らしたら、その部分に洗剤を吹きかける

⇨スペースショットの場合は噴霧

⇨スマートハイベックの場合は、1滴から数滴、患部に垂らします

3、やわらかい馬の毛のブラシなどがあれば、力を込めずにファンデを軽く擦ります

この時、ぎゅうぎゅうと力を込めると、
布マスクや洋服の生地にダメージがいきます。
表面のファンデを削り剥がすような感じで軽くブラッシング。

スペースショットの場合は
噴霧したら水で流すか洗濯機に入れればOKなことがほとんどですが、
ファンデに馴染みやすくするために軽くブラシで汚れに馴染ませると効果的かと。

スマートハイベックの場合は
原液に少し粘度がありますので、この液をファンデに馴染ませるために
ブラシの力を借ります。

ブラシは、歯ブラシを使いがちですが、
歯ブラシは先が尖っているので、衣類に傷をつけやすいので避けたいところ。
天然素材のネイルブラシ、小さなボディブラシなどがあれば、そういうのがいいかもしれません。


以上!
これで落ちなければ、

使った洗剤の量がついているファンデの量に対し少なすぎたくらいしか考えられません。
それか、あまりにも時間が経ちすぎたファンデだったか。
時間が経ち過ぎたファンデは油なのでしっかりと固まってしまっている場合があります。
そして、衣類の繊維の中の方に入って行ってこびについてしまっている可能性も。

つけてすぐのファンデよりもしっかり硬くなっているので、落としにくくなっている可能性があります。

ファンデはつけてしまったその日、その瞬間が一番落とすのがらく。
つけてすぐに落とすのをお勧めいたします。

ぜひお試しください。

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