市場調査(パトロール)して気づいたこと
今週のパトロールをして気づいたことをレポート。
ハイブランドの様子、お店の様子、などについて調べたことを日誌的にご報告。
百貨店の様子
まずは 緊急事態宣言に翻弄されていた百貨店を見に行きました。
百貨店は どうやら 高島屋、西武、伊勢丹、など 緊急事態宣言になったときに
小池百合子さんに どのような方針で営業をするのか・営業時間、などを報告しないといけなかったらしく、各社「謁見」して面談したそうですね。
ラグジュアリーブランドに人が群がることもないし、人との間隔が密になることはない、という主張から
ラグジュアリーブランドは閉めるべきではない、と主張したところ、
言い方によっては営業許可が下りたり、降りなかったりと可否がいろいろ別れたようです(!!)。
女帝の一存で 「●●さんは 営業してよろしい」など 判断されたそう。恐ろしい小池女帝・・
百貨店で前からポップアップが決まっていたブランドも 当然それに翻弄されていて、
とても大変そうでした。
直近で 営業が許可されないからポップアップがなくなったり、ポップアップできたりするので人の手配とかも急になるんですよね。
筆者は 百貨店でやる予定だったポップアップのブランドと数多く知りあいなので、
先月からずっとよく愚痴を聞いてましたが、闇営業のようなスタイルをとって営業していた百貨店もあったとのこと。
営業はしないが、店舗は品出しのために開けておきます、というテイで東京都に報告しておき、
その営業時間内は照明をつけて、シャッターは7割くらいしめておくのだそう。
外からは 中に人がいることがわかるような感じにしておき、
お客様がいらしたら誘導するというスタイル。
そんな苦肉の策の百貨店に行って見てきたのは、今年の有名ないわゆるハイブランドの新作をいろいろ見てきました。
新作は小さいポシェット
今季目立ったのは、ほぼ必ず、スーパー小さなポシェットが1つはかくブランドから出ているところ。
最低限の、ミニ財布、携帯の2つが入るようなサイズ感。
男性がデニムやジャケットのポケットに長財布や携帯を入れるように、
ポケット感覚で入れるための小さなポシェット。
まさに、女性のためのポケット、という概念だなと思います。
これが、各社結構小さい上に価格も可愛いものもあって、
ハイブランドなのに手頃な価格で手が届くので 気になりました。
個人的には、 前にも書きましたけど ザ・ロウと、バーバリーの真っ赤な巾着タイプ。
小さなバッグはジュエリーの感覚で持つのだなあと。
しかし、このブームに乗ってかつて買ったけど使っていなかった小さなパーティ用のポシェットを活躍させるには良い機会だなと冷静になってみたり。
すでにセールが始まっていた!
筆者は仕事中に市場調査といって デスクワークが終わると
会社を出てしまうのですが、百貨店ではすでにセールが一部始まっていました。
「プレセール始まってるんです」とのことで、
私は1つジルスチュアートで チュニックを買ってしまいました。
今週 14日辺りから始まっていて、本セールは25日からとかだと思うので、
今週からどんどん一部セールの店舗が増えていくと思われます。
今までの我慢我慢の生活から ワクチンで解放された新しい社会は 鬱憤を晴らすかのように
お買い物も爆発的にしてしまうのではないかと予想されますので、
狙っているものがある方は25日までに欲しいものなどをご自身の中でよく整理してから売り場に向かった方が良いかも。
とはいえ セールは出会った時が運命ですので、見た瞬間買った方が良いなら買うべきですけどね。
私は毎年伊勢丹のセールに 有給を取って行っていました。
予算は10万と決めて行き、年間そこか、海外のアウトレットモール、免税店以外でしかハイブランドでは買い物をしないと自分と約束をした年もありました。
そんなことを言うと、周りにひかれますけどね・・・誰にも言ってないんですけどね・・・・
ワンピースはロマンティックなスタイル
ロングのワンピとか、花柄のワンピとか。
襟もとはクルーネックで ギリギリまでボタンを閉めて、裾はスーパーロングのコットンのワンピとか。
そういう、すごくガーリーな若草物語みたいなスタイルが今年は大流行していますね。
正直、体型を隠すし、コロナ禍で太った自分の体を隠すのに、この流行はちょうど良いといいますか、
だからこそこのスタイルの洋服を流行らせたのかはわからないですが
今の時期、この体型が変わらなくなるロングのコットンワンピは女性の味方だなと思います。
かくいう筆者は 小柄なのでこのマキシ丈ワンピはひきづってしまうので着られないんですけど。
25日からの伊勢丹セールに行ってみた
25日からの伊勢丹のセールに、26日(土曜日)に行ってみたんですよ。
平日じゃないと、初日に行かないと、セールなんてダメだろう、とたかを括っていたんですが、
実際行ってみると 人がそんなにいないので、 いつもの週末の狂気の会場ではなく、
普通に 試着もほぼ待たずに入ることができました。
会場には狂気の熱狂もなく、
買い物する方のための透明な会場内持ち歩き袋も、貸与されません。(コロナ対策と思われます)
あのバッグを持つと ここにどんどん入れていく、という意気込みスイッチが入りがちなのですが
今年はそういうこともなく かなりシーンとした印象でした。
というわけで 今年は戦利品なし。
ゆっくりと自分のペースで試着をし、サイズが合わないからと 断って戻しました。
世間ではボーナスが出ない人もいらっしゃると思いますが、
お客さんがこうもいないと、やっぱり寂しいですね。
以上 今季の春夏に店頭に並んでいる流行中のファッションアイテムを市場調査(パトロール)で見つけました。
ご参考まで。