川・海に流せる洗濯洗剤

「洗剤は環境を汚染するから、環境に良い<海や川に流せる洗剤>を選びたい」というお声を聞きます。
今回は、そのような環境感度の高い方の、「川に流せる洗剤」のおすすめと、選び方について。
そして洗剤が環境に良くないと言われるのはなぜなのかも紐解いてみます。

川に流せる洗濯洗剤のおすすめ:

・浄
・アラウ
・やさしくなりたい
・スペースショット
・ヤシノミ洗剤
・シャボン玉洗けんスノール

筆者がなぜこれらを選ぶのか?
順番に解説していきます。

この記事を書いた人(プロフィール)

ダフネメリアと申します。よろしくお願いします
  1. 名前:ダフネメリア
  2. 職業:現役のバイヤー
  3. どのくらい:年間600商品仕入れ
  4. 記録:1日の最高売上1商品で3億円
  5. 2002年から20年ほどのベテラン


目次

川に流せる洗濯洗剤6選

銘柄はこちらの6選。




界面活性剤を含むものの、その割合が極めて低く、全体の0.5%以下。
ほとんど入っていないと言っても過言ではない含有率のため。

やさしくなりたい
合成界面活性剤など無添加。


スペースショット
こちらは洗濯洗剤ではなく、汚れ落とし、ですがシミ対策やひどい汚れに吹きかける部分用洗剤としても使えるので
入れてみました。
主成分がとうもろこしのため、最終的には自然に分解されていきます。

・ヤシノミ洗剤:
こちらも「使用した排水は、微生物によって生分解されてすばやく地球にかえります。」とHPに訴求が。
ヤシノミが主成分で、排水として流れていくと、最終的には自然にかえるのですね。
合成界面活性剤無添加。arauと同じメーカーです。

・アラウ:
パッケージからも「無添加」であることが明記され、界面活性剤は無添加。
洗剤ではなく、もはや「石けん」という訴求。



・無添加洗濯石鹸スノール:
こちらも「洗濯石鹸」としていますが、無添加であることを訴求している洗濯洗剤。





川に流せる洗濯洗剤の選び方

筆者が上記の6銘柄をなぜ「川に流せる、環境にやさしい洗濯洗剤」としてあげたのか?
その選定基準は下記の通りです。

無添加である

合成界面活性剤を添加していない、というのが一番わかりやすく「川に流せる」要素。
合成界面活性剤は自然に分解されないからです。

それはパッケージに書かれていることが多いと思います。(大きな訴求ポイントだから)

自然由来である

自然に分解される成分で作った商品であれば、川に流しても、自然に分解されてかえります。

合成界面活性剤を含んでいても極めて少量である

浄は「合成界面活性剤」を含んでいます。しかし、その量は0.5%。
このように、合成界面活性剤の含有量が少ないものを探すと良いでしょう。
ちなみに、合成界面活性剤は<含有量の多い少ないの評価>として含有量30%以上か以下かで大きく線引きされます。
浄の0.5%がいかに少ないか伝わりますか。

mil規格認証済み・魚毒性実験済みなどである

環境基準を厳しく設定した基準が存在します。
(お掃除グッズなどでも、たとえば、環境に配慮していないとアメリカ海軍では使ってはいけないとか。
使用すみの排水を海に放水する潜水艦などは、この基準を満たした洗剤を使用しています。)

また、洗剤を作るメーカーでは、
洗剤を使用した後の排水に有害なものが含まれていないことの証明として、
「排水の中で魚が生存できるか」の実験をしているところも。
工場の横に小さな池を作り、そこに排水を入れて金魚を飼育するのです。
毎日、この金魚が元気に生きているのを見て、
洗剤の物作りに有害物質が含まれていないことを確認する1つの項目だといいます。
筆者は実際、九州の洗剤の工場に伺った時、見たことがありました。
浄も、水槽で排水の中に入れて飼育しているそうです。

なぜ洗濯洗剤は環境に良くないのか

「川に洗剤を流してはいけない」「家庭からの排水が一番環境に良くない」と聞いたこともあるかもしれません。

どういうことなのか?

これは、主に、洗剤に洗浄力を求めて作られているほとんどの洗剤に、
汚れをよく落とすための「ある成分」を入れて作られているから言われていること。

その成分は何かというと、「石油」です。

洗剤は、汚れ落ちを良くするために界面活性剤を加えて作られたもの。
その、界面活性ざいがパワフルになればなるほど、汚れが落ちるのですが、
そのために使われた成分は石油なのです。

逆に言えば、今までの自然由来の洗剤では今ひとつ汚れ落ちに満足できなかったために、
「洗剤なら、洗浄力がなければ」と開発が進んだために生まれたのが、石油系の界面活性剤。(合成界面活性剤)

合成の界面活性剤を使って洗濯することはつまり、
「石油を水で薄めて家庭から流している」ということ。

石油は自然にはかえらない、分解されない成分ですから、
少量でも各ご家庭で毎日のように洗濯をする際に石油の力を使って汚れを落とすと、
石油を水で溶かして流しているようなもの。

汚れ落ちを一番目的とした洗濯洗剤を使って洗濯している家庭がほとんどですから、
一般家庭から出てくる排水には石油が含まれていてそれが環境を汚染する、ということです。

この、家庭からの排水に合成界面活性剤を含ませなければ、
自然にかえるタイプの洗剤を使えば、
家庭からの排水が環境にグッと優しくなるということ。

だから、環境感度の高い方は、
無添加のものを使おう、という意識が高いのです。

では、
みんな「合成器面活性剤を使うのをやめればいいじゃないか、と思われると思いますが
それにはそれでデメリットがあるんです。

川に流せる洗濯洗剤 デメリット

洗浄力の弱さ

元はと言えば、自然由来の洗剤の洗浄力が今ひとつで、
「もっと落ちる洗剤はないの?」と開発されたものが合成界面活性剤でしたね。

つまり、
合成界面活性剤を使えばよく落ちるけど、
そうではない洗剤は、「洗浄力が弱い(物足りない)」ことが多い。

高い

大手の洗剤メーカーの商品を見ても、
ほとんどの洗濯洗剤は合成の界面活性剤を使ったものです。
無添加のものや、合成界面活性剤を使っていないものは、
それ以外に「汚れが落ちる工夫」をしているため、
洗濯洗剤全般で見た時、価格は高めの場合が殆どでしょう。

まとめ

川に流せる洗濯洗剤とは、つまり汚れ落ちも優しいかもしれません。
しかし、
そのデメリットを踏まえて調べた結果、
筆者のおすすめは上記の6銘柄ありますが
この中でも、
環境にやさしい上に、そのほかの機能も兼ね備えた洗剤が、浄です。

環境にやさしいだけでなく、
洗濯槽の中もきれいにしてくれて、
白いものをより白く洗い上げ、ホタテの力で抗菌をしてくれるから、
部屋干しの匂いもしなくなるという・・・

「環境にやさしい」ことでも優れた洗剤ですが、
それ以外にも働き者ですので、これが本当におすすめの理由なのです。

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