フライパンなんて、安いのを買って ダメになったら買い換えるわ。という方
多いですよね。
私の実家もそうでした。
でも、長く使う良いフライパンと、使い捨てるフライパン、
2種類持つと良いと思いますよ、というのが 私の意見です。
本日は、一つ持っていると重宝する 高級な長く使いたい「良い」フライパンをご紹介。
この記事を書いた人(プロフィール)

- 名前:ダフネメリア
- 職業:現役のバイヤー
- どのくらい:年間600商品仕入れ
- 2002年から20年ほどのベテラン
WOLL(ヴォル) フライパン 口コミ(使用感レビュー)
肉厚な見た目だけど、持つと意外と軽い。
そして、 この肉厚な分 まるでシャスールのように蓄熱し、
じわじわと 温めるのが得意みたい。
このフライパンは、深型を買って仕舞えば、
煮物などの料理もできますね。
焼いて、そのあとの火入れは 取手を外して オーブンに入れられます。
作って感動したのは、 パンケーキ。
設置面を裏返してみたら、
薄いフライパンだと コンロの火の強い所だけこげたりしてしまいますが、
なんと、前面が均一に焼き色がついた一面同じ均一茶色の焼き上がりに。
それだけ焼きむらがないんだと思うと、ちょっと感動です。
本格的な調理ができるフライパン。
収納も、取手が外せるので困りません。
WOLL (ヴォル)フライパン デメリット
フライパンにしては すごく高額なところ。
造りはもちろん良いんだろうけど、使いこなせるのかしら?
ダメにならないかしら?と躊躇しました。
WOLL フライパン どんな商品
アルミニウム合金の鋳物のフライパン
鉄の鋳物の鍋は敷く熱性が高いので、料理が美味しく、仕上がりますと
これまで シャスールの鍋など 鋳物ほうろう鍋の紹介で散々書いてきました。
重い鍋ほど良い鍋です、とお伝えしてきましたが
こちらもその仲間で「重い鍋」の仲間。
でも、体感としてこのフライパンは軽い。
持った時に重さを感じさせないのは、これが鍋ではなく「フライパンだから」。
24センチの大きさであっても、煮込み鍋より幾分使う金属が少ないことや
蓋がないことが理由です。
そして、使用している金属が<鉄ではなくてアルミニウムだから>です。
アルミニウムは、非常に軽い金属。
この軽い金属を流し込んだ鋳物ゆえ、軽い仕上がりになっています。
アルミニウムの合金にしたのは、強度を上げるためだと思いますが、
鉄の鋳物との違いで非常に軽く、火にかけたときの熱の伝導率が高いんです。
つまり、温まりやすく、熱を離しやすい。
つまり、炒め物など中の食材にすぐに火を伝えることができるのです。
でも、金属そのものが熱を充分蓄熱しているので、
中までじわじわ熱を伝えられるという、
薄い鉄の鍋では なかなかできないことをしてくれます。

鉄の重いフライパンは、直径が大きくなると片手では持ち上げられませんが、
アルミニウムの鋳物のフライパンゆえ、重さを感じさせないのに充分蓄熱。
この厚さがあるからこそ、IHにも対応。熱源を選ばないのはありがたいです。

コーティングが5層構造、そして はげにくい
こん鍋のスゴいところは、
中はアルミの有無合金なのに、その上にさらに4層のコーティングがのっています。断面図で見ると・・

食材の当たる部分は、ダイヤモンドコーティングという剥がれにくい加工。
高い鍋なのに、コーティングがすぐにダメになりそう、 と思われるかたは
安心していただけると思います。
取手が取れる
フライパンの嫌なところは、しまう時に取手が邪魔なこと。

しかし、WOLLは ブランド全般的に、取手が取れる仕様のものが多いので、
重ねたりしやすいし、戸棚の中でもしまいやすい、収納性に優れた構造です。


深さと大きさ
私は 24センチもの直径がある、しかも 鋳物のフライパンさえ持っていれば、
日々の料理は困らないと思っています。
深い煮込み鍋がどうしても必要になるスープや煮込み料理など、
ちゃんと料理をしたい人は シャスールやクリステルと併用すると思いますが、
フライパン一つだけで乗り切るライフスタイルなら、
まあまあこれひとつで 事足りるでしょう。
別売のガラス蓋も買うのがおすすめ。
そのままテーブルにサーブ
お料理したら、そのまま 鍋敷を持ってテーブルへ。

取手を外して置けるので、
みんなでテーブルを囲み、熱々を頂きたいときにそのまま出せておすすめ。
自分ではなかなか買わない高級日用品|オシャレな女性へのプレゼント
私が高額すぎて買うのを躊躇ったように、woll(ヴォル)は自分で自分用に買うのには少し勇気が入ります。
そんな贅沢が許されるのかしら、という感じ。
特に、主婦の方はできればキッチン系のツールは安い物でいいという方が多いのですが、
だからこそ、家族にプレゼントすると喜ばれます。
夫が家事をする、というご家庭でも喜ばれるかも。
普通のフライパンとは違うので、安いフライパンを使っている方は特に、
それなりに良いフライパンを使っていた方にも、その作りの素晴らしさに「このフライパン普通っじゃないな」と
興味を持ってくれると思います。
また、熱源を選ばないので、
差し上げる方のキッチン事情を知らなくても失敗がないですね。
(ガス火非対応の家庭も増えていますので、 IH対応の鍋を差し上げた方が良いと思います。
ガスしか対応しない鍋を ガス火を使わない家庭に差し上げても使えません)

他にもおすすめのお鍋についてはランキングを合わせてご参照ください。

