バイヤーは性格が悪いのか?色々体験談 5つの実体験と考察
バイヤーの職場は、女性が多いことが多いです。
だからなのかは分かりませんが・・・
一緒に仕事をしていて出会ってしまった
性格の悪すぎるバイヤーたちのご紹介。
遭遇した性格の悪いバイヤーたち
売上の予算を背負うからなのか、キツイ人が多い印象のこの職業。
なぜそんなにきついんだろう?
なぜそんなに性格悪いんだろう?と、筆者が同業者に思ったことはたくさん。
筆者の出会った性格の悪いバイヤーたち特集です。
見つけた商品を横取りしようとしてくる
展示会で売れそうな商品や取引先を見つけた時。
しかし、残念ながら自分の方が見つけたタイミングがあとで、
自分より前に他のバイヤーと名刺交換をしている形跡があったとき、
よく発生する事件。
自分が後から見つけたくせに、先に見つけたバイヤーにどうしても渡したくない。
商品は、先に見つけた人のもの、というのが正しいです。
しかし、同じ会社のバイヤーがすでにそのメーカーさんのブースで名刺交換をしていて、
自分の方が後なのに、
先に来ているバイヤーを差し置いてそのメーカーにどんどんアポを取り続け、
そのメーカーと先に商談してサンプルを送ってもらったり、
計画に入れたり、など具体的に話を進めてしまう強行手段に出るひとがいます。
先に来ているバイヤーと、後で来た自分、
どちらのバイヤーと商談を進めれば良いのかメーカーさん側は迷うので
正直者のメーカーさんは時々、
先に来たのはあなたなのに、後からいらしたこのバイヤーさんから何度かご連絡いただいています、と
丁寧にご連絡をいただいたことがありました。
やり口としては
「私が御社担当に決まりました」などなど、適当に勝手に嘘をつき、
どんどん自分で進めている模様。
良い商品に対してガツガツしているのは良い事ですが、
同僚でいるとカチンときます。
そして先に見つけていたのに横取りされそうになることは割とよくあること。
どのバイヤーがどんな動きをするのか、把握しながら警戒して進めるしかありません。
人の計画の邪魔をする
同じチーム内である商品が売れた時、
同じチームなら喜べば良いのに、なぜかヤキモチを焼いて嫉妬してくるタイプ。
売れた商品やブランドがさらに売れないようにするため、
自分の担当しているメーカーさんで似た商品を出したり、
売れた商品を販売する直前にわざと同じようなものを配置したりして足を引っ張ってきます。
人の売れた商品をパクって新しく商品を作る
絵に描いたような足の引っ張り方です。
こういう人はどのチームにもいてまあまあよく発生する案件。
警戒しながら自分の商品が邪魔されないように策を練りながら進めるしかありません。
売れた商品の特徴や、デザイン、価格などをほとんど似せて
自分の担当のメーカーさんに作らせ、自分も売れて
先に売れた方を潰しに行く人。
私にパワハラしてきた上司などはこのタイプ。
売れる商品は、常に真似される運命にあり、
売れる商品を持つバイヤーは、いつでも潰そうと標的にされるのだ、と
思いながらじゃないとやっていけない世界かもしれません。
しかし、
やられたら同じ深度でやりかえしたらどうなるんだろう、と
筆者もやり返してみました。(笑)
やられた分だけ手加減せずにやり返したところ、やられなくなったのです。
少なくとも、
やり返してさらに状況がひどくなることはなかった。
つまり、やり返してよかった。
こういうタイプを相手にする場合、
攻撃したら反撃に出ない人、というのが一番狙われてしまうのかもしれない、と思った出来事でした。
売れない商品や取引先を人に押し付ける
自分は担当しなくても良いかな、手がかかるだけで大変そうだな、と思うと、
自分がやらなくて済むように後輩や同僚に「譲ります」。
でも、自分はその商品を化かすことができなくても、
その担当になったバイヤーが化かせたら尊敬します。
そして私の上司がまさにこのタイプ。
売れない商品やメーカーさんを、追い出したい部下に集中的に預けます。
その部下の売り上げ達成率が群を抜いてひどければ、追い出す口実になるからですよね。
その上
この部下に任せると全部売れなくなった、と言い出します。
これも世間的にはパワハラになるのだろうか?
びっくりするほどキツイ人も
言い方が、なぜそんなにきついんだろう?というような人を傷つけるような言い方ばかりする人がいます。
面と向かって人の採用商品に対して
私は売れるとは思わないけどね、
私はあなたが買い付ける商品なんて買わないけどね、など。
しかし私は取引先に対して我ながらきついな、と思うような言い方をすることもあります。
「○○の理由で、私は売れないと思うので採用できません。」と。
積極的に提案してくるメーカーさんに対し、
なぜ採用しないのかをはっきりと伝えないと、いつまでも
採用してほしくて毎回諦めずに提案してくるとか、
どこかを改善して採用してもらおうとしてくる鈍いメーカーさんが結構いるからです。
どうやっても売れないと思う時には、
売れないと思って採用しても委託で販売する場合、相手の在庫を残してしまうことになり
結果可哀想。
なので、キッパリと採用を断らないと逆に可哀想な時はよく
キッパリと断ります。
どうしても向こうが諦めてくれず、
「なぜこの商品を採用してくれないのか」がずっとわからない営業さんには
最終的に
「この商品を好きになれないんです」と言います。
言いながら悲しくなりるというか、怒りが湧いてきますが。
なぜここまではっきりと言わないとわかってくれないんだろう、と。
これらは、同じチームで仕事をしていると遭遇します。
同僚や上司などにこういう性格の悪い人はかなる2人はいます。
バイヤーは、対人ストレスに強い性格であれば向いているのかも、と思います。
以上
普通に生活していたらなかなか出会わないであろう、
性格の悪いバイヤーたち、でした。