パールのネックレスを普段使い カジュアルをオシャレに

真珠はいろんな種類がありすぎて、何をどう探したら良いのか、価格はどのくらいなのか見分けがつかないもの。
そこで、色・大きさから選べるようにしてみました。

色と大きさにより、種類を知ることができ、ネットなどで選びやすくなります。

また、色と大きさにより種類を知ると、なぜ価格に開きがあるのか、違いはなんなのか
どんどん疑問が生まれてわからなくなるのが真珠。

真珠屋さんに聞いてもわからないので、
スタイリングから選ぶと良さそうな真珠を分けてみました。

お買い物の参考にしてみてください。

目次

パールの大きさ:大粒

普段使いにコーディネートに取り入れるとオシャレっぽくなる大粒なパール。

激しく歪んだ丸くないパール(淡水真珠)

形、色は白以外でもオレンジ・ラベンダーもある。ネックレスでは圧倒的に白をつなげたタイプが多くあり、
MIZUKIが使用したことで大粒淡水パールが他のジュエリーブランドでも使われるようになったような気がします。

おしゃれっぽいパールのネックレスで存在感があるものは、白。
核がないので形がかなり自由で、筆者はお化けパールと呼んでいます。

一つ一つにかなり個体差があるので、自由なイメージがファッションぽいのかも。
連(レン)のネックレスでも素敵ですし、一粒をペンダントにしたタイプもよく見ます。
シルバーとのコンビなどが多いかも。

カジュアルなファッションをかっこよくしてくれるような、
コーディネートするだけでクラス感を上げたい時に取り入れたいところ。

筆者イチオシブランド

最近見つけた真珠のブランド。個人の作家さんのようですが、感性が素敵でした。淡水真珠の使い方も素敵でした。
密かにファンです。

ただ、上記ブランドでは取り扱いがなくなってしまいそうなので、
同じ素材でネックレスを作っている別のお店のリンクも掲載しておきます。

個人的には、連は肩が凝る(重い)ので、一粒タイプが好きです。

淡水パールのバロックのこういうタイプをお求めの方は、素材の良し悪しというより、
お店、ブランドのセンスに合うかどうかを見て決めるのが一番かなと思ってます。

淡水パール(バロック)の使い方は、同じ材料を使っているのにそれを一本のネックレスに仕立てるにあたり、
土産物クオリティのものからセンスに惚れ惚れするブランドまでセンスがものすごく問われるわけで、
ピンキリ感がすごいので。
金具の付け方とか、連相するセンスとか・・・。

白以外では、サーモンピンク(オレンジ)とラベンダーは、天然の色。
大粒で表面がややつるんとしていて、形はころんとして可愛らしい。
一粒ピアスとしてデザインされたものはとても存在感があります。

そのほか、ネイビーなどもありますが、これは染色。

淡水真珠とは

主に中国で養殖されている。養殖といっても、あこやの様に「挿核」しない「無核」の真珠。
1つの貝から複数取れ、成長も早いので安価なのだそう。
色は、白の他、ラベンダー、サーモンオレンジ。
形は、無核なので丸型以外の形があり、巨大なものはかなり独創的な形をしているものもあるが、
作家もののジュエリーではこのユニークな「大きくなれるだけ自由に成長した」独創的な形が好まれるのか、
よく使われる。
大粒なものは、1粒でネックレスやピアスに使われることが多い。
どちらかというと、ジュエリーという認識よりは、
ファッションジュエリーに使われる材料、という感じかも。
そのため、作り手の感性によって素敵に見えたり見えなかったりする材料の一つ。

丸くて歪んでいる、線が入っている、白い真珠(白蝶真珠)

直径が大きくて20mmくらいまでの大きさ(下は8mmまで)。
大きいと希少価値が高いとされてているようです(14mm以上)。

こちらは「大きい、白いパール」と一口に言っても、淡水パールに比べて高額な種類のため、
淡水パールの一連と、白蝶の一連では、見た目も白蝶の方がフォーマル度が高く、ジュエリーっぽい佇まい。
かなりの存在感のため、年齢も60代以降くらいでご本人に貫禄がないと難しいような、ジュエリージュエリーした見た目かと。

時々、色味がブルーっぽい「ナチュラル」「ブルーグレー」などと呼ばれる個体もあります。

個体は表面に線(”サークル”とよぶ)が入っているものや、くぼみ(エクボ)、歪つになっているものなどは”バロックパール”と呼ばれ、ラウンドと評価されるものより価格は安値になりますが、
筆者はバロックパールの方がカジュアルな装いをかっこよくしてくれるジュエリーにデザインしやすい佇まいをしているので
コーディネートを大人っぽくするとか、
綺麗めに仕上げるとかにつかいやすい素材だと思っています。
また、女性誌などで紹介されている大人の女性のパール、などで白いパールなどは
淡水パールか、白蝶バロック。
お値段は白蝶の方がつくので、必然的にデザインも「お値段に相応しいように高く見えるように」デザインされているものが多いです。

丸くて歪んでいる、線が入っている、黄色い真珠(白蝶真珠)

上記の通り、白い白蝶真珠と同じで、黄色い色の遺伝子を多くもった親貝の中で育った真珠は、
黄色い真珠になります。
ゴールデンと呼ばれるものがグレードが高く、サイズも小さめのゴールデンより、大きなゴールデンが高価。

ゴールデンはカジュアルな装いに身に着ける人はあまりいない気がします。
なぜなら、ものすごく高価でジュエリージュエリーしているから。
カジュアルな装いに身につけられるのは、体は雰囲気にかなりの貫禄のある、
ハイシニアの方かなと個人的には思います。
80代以上のお婆さまがつけてたらカッコ良いのかも?

一般的には、ゴールデンはフォーマル度数の高いものです。
40代〜の方が身につけるなら1粒とか、小さなダイヤと組み合わせたものを選ぶとかでしょうか。

フォーマル度が高く、カジュアルっぽくはなりにくいので割愛。

白蝶真珠とは

オーストラリアの温かい海で取れる真珠。白蝶貝という大きな貝の中で育つため、挿核される核も大きいものを入れることできるため、
白蝶真珠はあこやに比べて大きな角を入れて養殖される。
そのため、サイズは8ミリ〜20ミリくらいと、大ぶりになる。

貝殻の裏側を見たらわかると思いますが、持っている遺伝子の色が白〜黄色なので、
白蝶真珠、という名前がついていても、生まれてくる真珠が白だけでなく薄い黄色から濃いきいろまで存在。
黄色の極みは、「ゴールデン」と呼ばれ、まるで金色の玉。

干渉色(シャボン玉のような虹みたいな真珠層の色)はあこやより薄く、少しぼーっとした輝きでシルキーな印象のものがおおい。

全体的に価格は高くつくことが多いため、
白蝶真珠はアクセサリーとして出てくることはほとんどなく、それなりのお値段をつけたジュエリーとして認識されている。
そのため、ファッションジュエリーのブランドなどで使われることはあまりなく、
白い真珠の佇まいで大ぶりを使いたい場合には、単価の安い淡水パールを材料として選ぶことが多い。
白蝶真珠はそのため、ファッションジュエリーなどで扱われてこなれたデザインに仕上がってくることは滅多になく、
一粒のスタッドピアスとしてジュエリーブランドで販売されることがほとんどのような気がします。

丸くて歪んでいる、線が入っている、グレー、黒い真珠(黒蝶真珠)

最も筆者が好きなのがこの真円ではない少し形が歪んだバロックの真珠。
色はグレーから深緑のような濃いグレーまであります。
中には、孔雀色のような、干渉色が美しい「ピーコック」と呼ばれるものもあり、お値段は高め。
また、ピーコックではなくても、グレーの色味が赤っぽいもの、緑っぽいもの、など
色味が違うものもあるので、そういう色味に特徴のある個体は、高いです。

しかし、色味に特徴もないし、美しさのグレードに特筆すべきこともなく、
線(サークル)が入っているような普通のグレードのものも、
なんとなくかっこよくデザインに取り入れる個体が多いのが黒蝶。
大きさも大きく、(8−20mm)色も黒系でかっこいいため、
淡水真珠などより一粒の固体に迫力があります。
デザイナーも好んで使う傾向にあるようで、割と黒蝶を使ったジュエリーブランドは見かけます。

ただ、品質はやはりミキモトやタサキなどで売られる黒蝶はハイグレードなので個体の美しさで勝負をしていますが、
ファッションジュエリーのブランドで使われる個体は、そこまで個体に高いものを使えませんから、
一般的には、真珠そのものの価値で言うと、劣ってきます。

おすすめブランド

そこで、黒蝶真珠が欲しい人は、どのブランドで買えば間違いがないのか?を簡単にまとめます。

  • 黒蝶といえば扱う量が莫大と言われている親会社を持つブランド、品質は一流:ペルラジオーネ
  • 黒蝶真珠を素敵に使っていて、しかも買いやすいファッションジュエリーブランド:hirotaka
  • デザインも素敵だけど個体の品質も良いものを使っているジュエリーブランド:shinkaiPFE

ブランドとして確立していないものの方がもっと買いやすい価格なので、
ノーブランドでも良いのよ、価格が買いやすいものが欲しいのよ、という方にはこちら。

黒蝶真珠とは?

そもそも黒蝶真珠ってなんなの?ですが、
白蝶真珠のように、タヒチなどあたたかい海で育つ、大きな真珠貝で育った真珠です。
色味は、グレー〜黒に近いグレーまで遺伝子として持っています。
中でも、ピーコックと言われる個体は高く評価されてお値段も高く着きますし、
こちらも丸くて真円のラウンド、という評価は高くなります。
そしてその大きさも大きくなるほど、高いです。
しかし、高く評価された高い真珠はより「フォーマル」度が増し、

冠婚葬祭の黒真珠のようなフォーマル感のすごい雰囲気を醸し出します。
似合うのはこちらもハイターゲットになると思います。

カジュアルな装いに似合いたい、ちょっとピリッと大人っぽくしたい、という方には、
バロックパールのネックレスやピアスなどがおすすめです。

パールの大きさ:中粒

おそらく一般的な「真珠が欲しい」方はこの辺りをイメージされているのではないかと思います。
カジュアルに合わせやすく、
冠婚葬祭用に買ったけど、ワンピースにコーディネートしようと思って買ったけど、(もしくは買うけど)
デイリーでカジュアルダウンしても良いのか?カジュアルダウンできるようなものを、
探しているのよ、など。

そういうお声がおそらく多く、
ご案内出来る真珠はこの2種類なのですが
選び方は

  • 価格
  • 粒がまんまるに近く、存在感があるか

丸くて白いパール(あこや真珠)

あこや真珠とは

あこや真珠は日本が外国に輸出する、
mikimotoでも有名な宝飾の材料の一つですが、
日本の愛媛県 宇和島や、三重県 伊勢などで養殖されています。

あこや貝と母貝とし、
このあこやの母貝を養殖する専門の養殖農家がいて、
それらの母貝養殖業者から母貝を買ってきて、挿核して真珠を育てる養殖業者が別にいます。
この養殖場での作業が、真珠素人だった私には結構残酷に見えてショックでした

1ー2年ほどで出来上がり、収穫されます(浜揚げ という)。
収穫された真珠は、その出来を仕分けされ、オークションのように売られ、
高値をつけた会社に買われていくスタイル。

目利きをして良い真珠に値段をつけて入札する人は、
目を酷使しないように、とても大事にしていると聞いたことがあります。
そしてオークションの入札の会場はものすごく緊張感のあるかなり独特な雰囲気だと
聞いたことがありますが
関係者のかぎられた人しか入れないと聞いたことがあります。(聞いたことがあります、
としか言えないくらいここは直接関係のある人しか行けない現場らしいですよ)

一流なものは、mikimotoをお客さんに持つ大卸の会社が買っていき、
市場に出回るのは、ミキモトに売られない残ったクオリティのものだけ。

ただ、ミキモトに行かなかった分とはいえ、
真円真珠以外のバロックでも、美しいものはたくさんありますから、
これらをいろんな会社がそれぞれの基準で買い求めていきます。


しかし、
この流通しているあこや真珠については一般の方が見極めるのは非常に難しいので、
ここでは
あこやを扱うお店として良いものが、お値打ち価格で販売されているブランドを紹介します。

おすすめブランド

あこや真珠で何か欲しい、と思う方におすすめのブランド

まずは有名どころとして

  • ミキモト
  • タサキ

ミキモトには一流品があります。
真珠のピアスで非の打ちどころのないものが欲しい人は、ミキモトヘ。
エレガント、保守的な感じが好きな人も。

タサキは、逆に前衛的なデザインを探していて、なおかつ品質も良いものを探している人におすすめ。
真珠を半分に破るなど、今魔の常識を覆すようなデザインで挑戦的。
エレガンスな雰囲気が嫌い、もっとエッジーな物を探してる、という方におすすめ。

続いて もう少しご予算を落とすなら

白いパールでお手頃価格(淡水真珠)  *恐らく最もポピュラー

楚々とした雰囲気の真珠のネックレス、というと
白い丸っぽいものが連なったネックレスを思い浮かべると思いますが、
その中でも安価なのが淡水パール。
デニムに合わせても素敵ですよね。

淡水パール(淡水真珠)とは

中国で養殖されています。
一つの貝に何粒か入っていて、養殖期間が短いため、
手間も時間もあこやの比にならないため比べると買いやすいと思います。

おそらく世間のファッションジュエリーブランドで見かけるのはこちら。
そして、年齢層も、20代ー30代くらい?とわかめのターゲットのブランドで使われることが多いです。(安いから)

その淡水真珠の中でも、表面がツルッとして傷がなく、少し楕円のポテト型のような形で、干渉色が綺麗な
湖水真珠もあり、淡水真珠の中では高い評価がされているものもあるそう。

淡水真珠は安めの価格設定が多いですが、その中でも美しい湖水真珠はジュエリーブランドでも使われたりしています。
(ジュエリーとして使われる美しさがあります)

筆者はピアスを持っていますが、
ちょっとぽわっとした形がなんだか可愛いです。
ほとんど中国ですが日本では琵琶湖で養殖されていると聞いたことがあります。

パールの大きさ:小粒

極小の白いパールの、そそとした佇まい。
その真珠を一連につなげたネックレスの清楚な雰囲気は、女性はお好きな方が多いですよね。

小さな白い真珠のネックレスが欲しい、と思うときここでもやはり種類を知っておくと探しやすいと思います。
同じように見える真珠にもいくつか種類があります。

小粒で丸くて少し歪つ(あこや真珠)

ベビーパールと呼ばれる丸い真珠。
赤ちゃんの真珠、という意味ではなく、ベビーサイズの、ごく小さなサイズの、という意味。
種類はあこや真珠なので、高価になりやすいです。
そして、筆者はこの「ベビー」は今後値上がりしかしないものだと思っていますので、
もし将来いつか欲しい、と思う方は、今のうちに買っておかないと
安値になることはないと思います。

理由は、
ベビーパールは核が小さく、技術も技術が入ります。
しかし、真珠は古くから、「匁(もんめ)」という重さの単位があるように、
重さで取引をされていました。
重い方が、高値がついたのです。

そのため、
沢山作っても、たいした重さにならないベビーパールは、品質が良くても高くは売れなかったため、
作りたがる業者はあまりいませんよね?

それでも作る業者がいても、後継者がいないために廃業していくなど、
この後増えない見込みしかないジャンル(?)です。

ベビーパールは、親となる貝も小さく、その貝に2つくらい入れたりするなどするそうですが、
その二つがくっつかないように、そして綺麗な真珠にするように養殖するには、技術がいるのだとか。

そのため、養殖業者の中でもベビーを作る業者の数が少ないらしいです。
確かに、私が真珠のバイヤーをしていた2008−2009年頃も、どんどんなくなると言われていて
企画をしにくいくらい、数が集まりませんでした。

ベビーのあこやは、国内でも養殖業者がかなり減ってきており、
ベトナムからの輸入もあるそうですが、こちらも少ないとのこと。

そそとしたかわいらしさ、小粒なのに一生懸命輝いている可愛らしさは、
他の宝石や、淡水真珠では代用が効かないもの。
見つけたらプリンセスサイズの長さでも良いから買っておきたいなと思っています。


小粒の真珠(淡水真珠)

一般的なファッションジュエリーの店頭に並ぶのは、おそらく淡水のベビーパール。
こちらはそそとした可愛らしさといい、値段といい、おそらく皆さんが見慣れたものだともいます。

同じベビーパールでもあこやのベビーに比べたらグッと買いやすいお値段です。

ちなみに、染色したものはいろんな色があります。
ベビーピンク、ネイビー、グレー、など。この辺りはコスチュームジュエリーに使用されていることが多いようです。

平べったくてフレーク状(淡水真珠)

フレークという名前の通り、薄くてヒラヒラとしたフレーク状の淡水真珠。
無核なので、形はそんな薄いものもあるんですね。
こちらも、白のほか、染色したピンク、ネイビー、グレーなどもあります。
佇まいは、儚げでこれはこれで素敵です。
安価ですし、買いやすいです。
デザインに使うには面白いと思います。

丸ではない(ケシ)

数ミリのアコやのけし、白蝶のけし、などの高級なケシがあります。
ケシ、とは無核のもの。
海水で育った小さなもののことです。

あこやも白蝶も、核を入れて真珠を育てますが、
たまにそれ以外に、偶然に出来上がるケシというものがあります。

大きなものは、それはそれで希少価値があります。
偶発的にしかとれないし、
形もユニークなので大量生産のジュエリーには不向き。
一点もののジュエリーを作る作家さんやブランドが好んで使います。
同じ型を使えないので、そのケシの形に合わせてデザインを毎回起こすので、
仕上がりも高くなります。

このパールに魅せられたブランドは、下記2つです。

人とは違う真珠のジュエリーが欲しい方は、このブランドを追ってみてください。
ケシのジュエリーは1点ものなので、一つ一つ見て決めるのもまた楽しいです。



あこやのケシパールは砂芥子と呼ばれ、本当に小さくて穴を開けるのも大変。
ほぼ人件費だと思いますが、
偶発的にしか取れない希少性と、それを加工し、選別するにも小さすぎて大変なため、
価格もなかなかな高値がつきます。

そんなあこやケシのネックレスなんて、めちゃくちゃ素敵なんですけどね。

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