ヒートテックは痒くなるから嫌、は気のせい?おすすめのインナーとは
こんにちは、daphnemera(@daphnebuyer)です。
極寒の時期に欠かせない、あったかインナーとしてヒートテックを買ったことのある人は多いと思います。
でも、私はヒートテックは苦手。
もっと言うなら化学繊維のあったかインナーが苦手。
理由は、
痒くなるんです!
そこで今日は、かゆくなるインナーが苦手な方に、おすすめのインナーをご紹介。
この記事を書いた人(プロフィール)
- 名前:ダフネメリア
- 職業:現役の通販バイヤー
- どのくらい:年間600商品仕入れ
- 2002年から20年ほどのベテラン
- プライベートでもジュエリー&ファッション雑貨
セレクトショップを運営中
本日ご紹介するのは、
あったかインナーを探しているけど、
なぜか痒くて困っている
方への記事です。
本記事を読むと、こんなことがわかります。
・ヒートテックが痒くなるのは気のせいではない
・ヒートテックじゃなくても痒くなる理由
・そんな人が選ぶべきインナーとは?
順番に見ていきましょう。
ヒートテックは痒い?のは気のせいではない
ヒートテックのレギンスで一番体感しやすいかもしれません、「お尻やもも、脛が痒くなって掻きむしる」こと。
これは肌荒れとか、お手入れに原因があるのでも、
蕁麻疹が出るような体調不良になったわけでもなく、
ヒートテックで肌が乾燥したから、痒くなり、掻きむしるようになってしまった
のが原因。
ヒートテックだけでなく、
「吸湿発熱」により体を温めるインナーで起こる事象です。
「吸湿発熱」のインナーとは?
字の通り、吸湿により、発熱すること。
つまり、
体から出る湿度を熱に変えることで体を温めます。
そのため、体にある水分を奪い、それを温めるための熱源にするのです。
吸湿発熱が痒くなるのはなぜ?
体の水分を熱に変えると、
体の表面の水分が奪われていきます。
だから、水分が減り、体が乾燥して痒くなります。
ヒートテックに限らず、化学繊維の発熱系インナーに使われる原理です。
冬に何故だか肌が痒くなるのは、
冬の乾燥肌が、吸湿発熱系のインナーでさらにに「乾燥を招いている」からです。
吸湿発熱しないあったかインナーとは?
ただでさえ乾燥肌な方はヒートテックなどをはじめとする
「吸湿発熱」インナーを着ると、肌が痒くなり、気のせいではありません。
そこで、乾燥肌の人にはどんなインナーがおすすめなのでしょうか?
それは・・
天然素材のインナー。
暖かく着たい、冬のインナーなら、綿よりも、シルク100%のインナーがイチオシ。
肌側のみシルク100%だと、よりお値段は抑えられます。
シルク100%のインナーは暖かいのか
意外かもしれませんが、シルク100%の下着が存在します。
それよりシルクはツヤツヤペラペラの高級なパジャマの印象や、枕カバーや寝具の印象が強いと思います。
一般的にはそうですが、
シルクの糸を毳立たせて(けば立たせて)太く加工し、ふわふわな肌あたりでその上、自分の体温でふんわり温めてくれる下着を開発している会社があります。
それが、長谷川商店です。
この会社は、絹の専門メーカー。
糸の業界では有名ですが、一般の方が買える商品として最近自社サイトで販売するようになりました。
筆者はあまりにも気に入ってしまい、
ネックウォーマーをはじめ、リブニットに見える素敵なインナーを2色購入。
次はレギンスを狙っています。
友人や家族の冬のプレゼントに使っています。
ネックウォーマーは2つゲット。クシュクシュにして使うタイプと、厚手のタイプがあります。
(厚手は後日写真追加予定)
クロッカスという色ですが、グレーも持ってるんですよ・・・ハマりすぎて。
この上にシャツなどをきれば、
冬でもシャツ1枚でいられます。
インナーというほど薄くないので、リブニットを直接着るという感じ。
「ニットを直接着たい」という方に一押しです。
絹以外のインナーはダメなのか?
長谷川商店以外のシルクのインナーでは
ウールなどのインナーももちろん、「吸湿発熱」しないため痒くなりにくい点ではおすすめです。
しかし、
ウールインナーは
シルクの方がよりチクチクを体感しにくいかもしれませんし、
綿は冬には暖かさの面では劣るかも。
そして、長谷川商店以外のシルクのインナーも、
吸湿発熱ではないので痒くはなりませんが、あったかさでは劣るかも。
まとめ
冬の極寒対策のインナーとしては、
長谷川商店の絹のインナーがダントツで絶対のおすすめ。
とはいえ高額なので、予算が許さない場合には、
このメーカーじゃなくても、絹や天然素材の割合が多いものをインナーに選ぶべし。
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