バイヤーの仕事・ある日のスケジュール 毎日何してどう過ごしている?
こんにちは、ダフネメリア(@daphnebuyer)です。
今日はバイヤーってデスクはあるのか?展示会に行く以外何しているのかを備忘録。
この記事を書いた人(プロフィール)
- 名前:ダフネメリア
- 職業:現役の通販バイヤー
- どのくらい:年間600商品仕入れ
- 2002年から20年ほどのベテラン
- プライベートでもジュエリー&ファッション雑貨
セレクトショップを運営中
バイヤーの仕事(スケジュール)
2通りあるんです。
社内にいることが多い日と、出かける日とあります。
社内でミーティング多めの日
10:00 出社
↓ ・メールチェック・昨日の売り上げ実績調べ・担当の商品の実績確認
12:00 ランチ
13:00 メールチェック 続き
14:00 商談・社内ミーティング
↓ 商談があれば 2件くらい(長くて1時間半単位)
17:00 デスクに戻る・メールチェック
19:00 退社
社内外のメールをチェック。
お取引先のメールは 商品の提案や 相談、商談希望のご連絡など。
社内のメールは 事務的なもの。
午前中は基本的に自分のメール対応か、特になければ 考え事など自分のために使う。
午後は商談と社内のミーティングを 1時間半くらいづつの時間で対応。
商談を入れる日をまとめ、何も予定がない場合は外出してリサーチ。
外出する日
朝から取引先に伺う・展示会に伺う・展示会場での大きな展示会に行く、市場調査をする、など
外出して商品を見に行ったり商談したり。
なので荷物を軽めにし、たくさん歩ける靴を履き、
身軽にフットワーク軽く動ける人は強いですね。
リサーチしに行く
午後に何の予定も入っていない日は、平日はなるべく市場を見に出かけます。
今日は新宿エリアの靴売り場。
今日は郊外の百貨店の催事フロア、など。
世間でどの季節に、何がいくらで売っているのかを見に行くので
定点でフロアを観察したほうが良いんだろうなと思うけど、
みんなはどうしているんだろうか。
これをすると、土日に買い物にいくこともあまりなくなるかというと、、そうでもないかも。
お買い物が仕事なんだから 休日も平日も毎日お買い物してるな、、、と気づくけど、
趣味を仕事にしたようなものなんだから、仕方ないことだよなと 思っています。
買い物に行くときに 絶対ここは見るとかいうお店やファッションビルが決まっていれば
例えば 友人の買い物に付き合ってみるのも面白いし、自分の買い物、リサーチだけでは
行き詰まるので 人が何を買ったのか、私はとても気になっています。
そのため、 友人のクラブハウスで 「最近のお買い物は?」をテーマに1時間話したりもしますが、
人の買い物ってすごく面白くて、 深いなあと思うんです。
そういう、人の買い物話を含めて「リサーチ」なんでしょうけど。
ちなみに、 私はデスクにいると、上司から「暇なら出かけて売り場でも見てきなさい」と言われます。
デスクに座っていると、サボってると思われるんです。
「外に出て街をみろ。お前の席無くすぞ」とか言って歩いている上司、、いたなあ・・・
そして、一番勉強になるのは、
売り場にあるものではなく、すでに買われて今みんなが何を持っているのか。
売り場に並んでいるものは、「まだかわれていないもの。」
駅や電車で人が持っている持ち物を見るのが一番勉強になります。
サンプルチェックしに行く
商談に来るお取り引き先と、買う商品を最終決定するのに、私の場合は「カタログから選ぶ」のではなく、一緒に企画をします。
一緒に企画をし、サンプルを上げてもらうのでそのサンプルがうまく上がっているのか?希望の価格内で収まったのかの商談があります。
バイヤーも すでにあるものの中から少しづつの点数を何型か買うだけの小規模な買い付けをするバイヤーもいれば、
物凄い量を買う人もいるので、買い方が異なります。
私は通販の業界にいるバイヤーなので、「ものすごい量買う」バイヤーです。
「商品企画」の人の業務に近いんだと思います。
何月にどのブランドの商品を売ろうかなと決めたら
ブランドと、
どんな素材の何を売るのかを決め、
デザインを興してもらい、いくらなのか?それは 大きすぎないか?高すぎないか?など、
サンプルを見てあれこれお客様が言いたくなる事を言い、
指摘したことを修正してもらって、次のサンプルなどを待つ、という流れ。
展示会
一番大変なのは、9月にほぼ毎日どこかで何かの展示会をしているくらい、展示会が開催されます。
どこで開催されているのか調べて新規を探しに。
一度行けば、展示会側や出展者からDMをいただけたりもします。
まとめ
お店によっては、バイヤーにはデスクがないことも。
それだけ、「外出」がメインの営業職です。
体力がないと厳しそうですが、私のように割と会社の中にいて逆に取引先に商談に来ていただくこともあるバイヤーも。
参考まで。